睡眠に効くライフハック「不眠症対策」

眠くなったらベッドに入るようにします

ベッドに入ってしばらく眠れないと、不眠症になったと感じて不安になることがあります。真面目な人ほどベッドに入った瞬間から「早く眠らなくては」と感じて焦ります。焦りがストレスになり、さらに眠りが遠のいてしまうという悪循環に陥ることもあります。実はこの現象は「ベッドに入るのが早すぎる」という単純な理由で起こっている可能性があります。「眠くなったらベッドに行けばいい」と気持ちを楽にすると、仮に眠くならなくても焦ることはありません。また一度眠りについたのに夜中に目が覚めてしまうことがあるでしょう。この場合もベッドの中で、「眠らなくては」と思うと悪循環が始まります。夜中に目が覚めたら、一度ベッドを離れましょう。そして読書をしたり日記をつけたり、部屋の片づけをしてみましょう。そしてまた眠くなったらベッドに戻るようにしましょう。

頭寒足熱を意識しましょう

「頭寒足熱」とは頭を涼しく、足元を温かくすると健康的に生活ができるという、過去の人々の教えです。熟睡をするためにも、頭寒足熱を意識するのは効果的です。頭を涼しくするために冷却枕を使用する方法があります。特に意識したいのは足元を温かくすることです。例えば睡眠前に「足湯」をすると足元からポカポカになります。足元を温めると体の深部の温度が高くなり時間が経つと下がっていきます。体温が下がり始めるタイミングが熟睡のチャンスです。足湯をしてから30分後にベッドに入ると、いつもより気持ち良く眠れるかもしれません。

睡眠日記を書きましょう

「全然眠れていない」と思うと、それだけで不眠症だと思い悩んでしまいます。そこで毎日の睡眠時間を詳しくノートに書いてみましょう。さらに結果をグラフにしてみましょう。すると自分の眠りを客観視することができます。グラフを見て見ると意外と「眠れている」ことに気付けるのではないでしょうか。仮に睡眠時間が少なめな結果が出たとしても「全然眠れない」と思っていた時より悩みが軽くなります。もしかしたら「十分過ぎるほど寝ていた」という驚きの結果になるかもしれません。

音楽や香りの力を借りましょう

リラクゼーション音楽を流すと、リラックスして眠りにつきやすくなります。「眠るためのCD」「眠りを誘う魔法のCD」のようなミュージックグッズは、ネットなどを利用して簡単に購入することができます。CDを聴いたことで眠れるようになると「このCDを聴けば安眠できる」という実績になり、入眠の儀式のひとつになります。さらにアロマなどを使い香りによるリラクゼーション効果の力を借りて安眠する方法があります。ラベンダーやオレンジなどの香りには、鎮静の効果があると言われています。アロマの香りをかいで副交感神経が優位になれば、眠りにつきやすくなるかもしれません。